プロジェクトレポート 2016NHK放送博物館 リニューアル
放送90周年を機に世界初の放送専門ミュージアムが進化!
放送90周年を機に世界初の放送専門ミュージアムが進化!
1956年に世界最初の放送専門のミュージアムとして、“放送のふるさと”愛宕山に開館した「NHK放送博物館」は、放送開始90周年を記念して全面リニューアルを実施した。開館以来集積されてきた放送機器や文献などの資料を再構築し、世代ごとの共感と来館者相互のコミュニケーションを引き出す演出を随所に散りばめている。 1階は、カメラの映像が各家庭のテレビへ届く経路を視覚化した展示など、放送への興味を引き出す「ウェルカムゾーン」。2階は、番組のジャンル別展示とさまざまな体験型展示を配した「テーマ展示ゾーン」。8Kシアターや放送体験スタジオでは、現在の放送技術を体験することもできる。3階は、ラジオ放送開始から現在までの放送の歴史を一望できる「ヒストリーゾーン」。歴代のニュース・番組や放送機器などの展示は、来館者自身の思い出や記憶を思い起こすきっかけになることも意図した。 フロア構成においても多様な利用シーンを想定し、観覧動線をわかりやすく誘導するサインを配置し、誰もが楽しみやすい空間とした。
- 所在地
- 東京都港区愛宕2-1-1
- 分野
- 専門
- 設立主体
- 日本放送協会
- 開館年月
- 2016年(平成28年)1月
- 規模
- 延床面積 4446,17m²
展示面積
常設展示室 901m²
企画展示室 90m² - 業務範囲
- 展示施設設計
展示制作・工事
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