写真説明

1 屋上に林立する十六本の柱「十六(じゅうろく)」
2 展示室中央にあるシンボル展示「幻の船」
3 中世の常設展示室

所在地 熊本県玉名市岩崎117
館 種 歴史
設立主体 玉名市
開館年月 1994年(平成6年)
5月
規 模 建築面積 1,484m2
延床面積 1,977m2
展示面積 568m2
業務範囲 建築・展示施設設計
建築施設監理
展示製作

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建築と展示の一体化と市民参加による未来志向の博物館

本館は「河とともに発展した玉名」をテーマとして、菊池川とその流域の果たした役割を紹介する歴史博物館である。建築設計と展示設計の一体的進行を計り、当社が建築設計も担当し、毛綱毅曠建築設計事務所をパートナーに計画を進めた。屋外展示「十六」やシンボル展示「幻の船」、前方後円墳をモチーフとした建築外観などにより、「建築と展示の一体化」が実現した斬新な空間に、市民参加を積極的に取り入れ、全く新しい博物館像を実現している。

●シンボル展示“幻の船”は玉名の歴史のタイムカプセルであり、子どもたちの描く「未来の玉名」を映像として取込み、未来を視野に入れた展示とした。
●市内に点在する文化財や自然を結集した十六本の柱-屋外展示「十六(じゅうろく)」は、玉名の新たな歴史発見の出発点であると共に、美しい光のオブジェの誘導サインとして、夜間の観客誘引を果たす導入装置となるように工夫した。

◆館の公式サイト