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鈴鹿市は、奈良時代の「国分寺」「国府」「郡衙」がまとまって存在した全国でも稀なところです。「鈴鹿市考古博物館」は、伊勢国分寺跡に立地し、「古代の寺院・官衙」というテーマに関する情報の発信基地としての役割をになっています。 展示室は、考古学の世界へみちびく発掘現場のプロムナードからはじまり、古代国家の地方支配の構造と、そのもとでたくましく生活する民衆の姿を、考古学の成果をもとに展開しています。 考古学の研究から伊勢国府のなぞをときあかそうとする映像展示や、考古学を体験的に学習できる研究室をもうけて、考古学をより身近なものとする構成をとっています。