写真説明

1 交流を主体とした展示室
2 町民代表が町の歴史人物を演じる協和町の歩み展示
3 展示のアイデア創りのワークショップに取り組む市民

所在地 秋田県仙北郡協和町荒川字川前9-1
館 種 郷土
設立主体 協和町
開館年月 1998年(平成10年)
11月
規 模 建築面積 884.97m2
延床面積 884.97m2
展示面積 652.90m2
業務範囲 展示製作

掲載ページの内容について許可なく
複製又は使用する事を禁止します。

地域住民を主役に! 徹底した住民参加で生まれた資料館

本館は、秋田市近隣の中山間地に立地する協和町の、歴史・民俗を扱う資料館である。高度成長期に不用になった農具・民具を、廃校になった大盛小学校校舎に保存し、「大盛資料館」として公開していたが、旧校舎が老朽化したため、リニューアルされ、館名も新たに大盛館とした。特筆すべきことは、開館前から、地元のまちづくり団体とともに、住民参加のワークショップを開催しながら展示の詳細を決定し、制作した点にある。これは、館を中核とした新たなまちづくりを永続させる気運を、参加した町民たちに喚起するものであった。

●「あんたが主役展示」として、町民をモデルに人型のパネルを制作した。
●町の中心地の地名である「境」から、境目、境界をテーマとする展示を、友の会が内容更新できるような、可変的な展示で構成している。
●町の四季を示す大型グラフィックの内容をワークショップで決定し、地元出身のイラストレーターの作品として展示している。

◆館の公式サイト