写真説明

1 禎子さんの折鶴展示からガイダンス
映像をのぞむ
2 放射線量測定コーナー
3 「原爆の子」のモデル佐々木禎子さんコーナー

所在地 広島市中区中島町1-2
館 種 専門
設立主体 (財)広島平和文化センター
開館年月 2002年(平成14年)
3月
規 模 建築面積 3,841m2
延床面積 11,930m2
展示面積 211m2
(※展示更新部のみ)
業務範囲 展示施設設計
施工

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実証を貫く展示更新

本展示更新は、広島に投下された原子爆弾の甚大な被害の中でその影響が現在にまで及んでいる「放射線による被害」を実証資料に基づいて小学校高学年にも理解しやすい展示づくりをめざしたものである。導入部は、原子爆弾による放射線発生と人的被害のメカニズムを科学的に解説したCG映像表現による展示手法を採用。展示では、急性障害や後障害の状況を、医学的写真・人体標本・被害者症例映像などで多面的に紹介している。その中で特に後障害については今も続く、大きな苦しみであることを強く訴求し、二度と繰り返してはならない人類の過ちを伝えている。また、後障害の白血病で死去した佐々木禎子さんの被爆・発症・闘病の状況を遺品と映像で紹介し、級友たちによる「原爆の子の像」の建設、サダコと折鶴をシンボルとした世界平和を希求する運動のひろがりを併せて紹介している。

◆館の公式サイト