![]() ![]() 1 中央ホールの三尊仏と須弥壇 2 掛軸風パネルとウォールケース 3 パソコン検索室 |
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「禅」と洋風歴史建造物との融合禅文化歴史博物館は、1928年に駒澤大学図書館として建てられた耕雲館を新たに外観の復元と併せて内部も改修し、博物館として活用できるようにしたものである。耕雲館はフランク・ロイド・ライト風のデザインや大正時代に流行した外来の新様式が巧みに折衷された築70余年の建物で、1999年に東京都選定歴史的建造物に指定された。展示は、中央ホールを禅寺の象徴空間として位置づけ、中央ホールから放射状に配置された空間の中に、「禅(主に曹洞宗)」の歴史と文化をわかりやすく紹介している。展示手法は、禅の歴史・文化・実物資料を掛軸風グラフィックパネルや検索パソコン、ウォールケースなどの多彩な手法で表現している。また、内装素材や展示物に和風の要素を加味するなど、「禅」という日本伝統の精神文化と洋風建築空間とのゆるやかな融合をめざしてきめの細かな配慮をいたるところに施している。 ◆館の公式サイト
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