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若狭は、伊勢、志摩、淡路とともに、飛鳥・奈良時代から天皇や朝廷へ塩や海産物を貢納する「御食国(みけつくに)」として位置づけられていた。また、中世以降は、都に海の食材を運ぶ「鯖街道」の起点でもあった。当施設は、若狭の食の歴史と文化を学び体験する「食文化体験ゾーン」、塗・和紙・めのう・瓦など若狭の伝統工芸の実演と体験ができる「食工芸ゾーン」、そして若狭湾を一望できる温浴施設から構成されている。 展示は、若狭で育まれた「食」の歴史や魅力、江戸時代に若狭の海岸で見られた蒸鰈の加工風景の実大復元、小浜の特徴的な「食」のレプリカなどで構成されている。また、料理イベントや調理体験ができるキッチンスタジオが展示室に併設されているのが大きな特徴となっている。