写真説明

1 展示コーナー1:「人間 木谷實」
2 囲碁普及コーナー:ふれあい道場
3 映像コーナー:木谷實映像ギャラリー

所在地 神奈川県平塚市見附町15-1
平塚市民センター内
館 種 専門
設立主体 平塚市
開館年月 2005年(平成17年)
1月23日
規 模 展示面積 85m2
業務範囲 展示施設設計
施工

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「木谷道場」の志を継ぐ、囲碁を介したふれあい拠点

大正から昭和にかけて活躍した囲碁棋士木谷實九段は、好敵手・呉清源九段とともにこころみた「新布石」により、当時の碁界に新風を吹き込み、現代囲碁の礎を築いた。そして、呉九段との対局や本因坊秀哉名人の引退碁などの名勝負は、今日でも多くのファンを魅了し続けている。また木谷は、全国から才能豊かな子どもたちを平塚の自宅にまねき、実子とわけ隔てなく育てた。いつしか人びとはその家を「木谷道場」とよぶようになり、そこから巣立った弟子たちの多くが現在の碁界で活躍している。本施設は木谷實の棋士としての足跡に加え、碁友や家族、弟子たちとの交流の姿、道場での生活のようすなどをさまざまな資料で多面的に紹介する。また囲碁文化の紹介や囲碁教室など、初心者もふくめ囲碁に親しむきっかけとなるような場を提供し、本館を現代の「木谷道場」ととらえ、囲碁を核とした交流が世代をこえてひろがる“ふれあい拠点”とする。

◆館の公式サイト