写真説明

1 カピタン部屋2階大広間(阿蘭陀冬至祝宴)
2 カピタン部屋1階(出島通史展示)
3 二番蔵1階(貿易館)

所在地 長崎市出島町6-1
館 種 歴史
設立主体 長崎市
開館年月 2006年(平成18年)
4月1日
規 模 建築面積 12,320m2
延床面積 5,070m2
展示面積 2,749m2
業務範囲 展示施設設計
施工

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異文化交流の舞台を再現

出島のオランダ商館は、世界各地に50カ所ほどあったオランダ東インド会社の貿易拠点のひとつとして、218年ものあいだ、西洋やペルシア、中国などのアジア諸国と日本の生活や文化を結んできました。1810年にオランダがフランスに併合されるなど、苦しい歴史背景のなかで、出島に滞在したオランダ商館員やバタヴィア(現在のジャカルタ)から来た召使い、日本の役人や遊女たちが織り成すドラマの数かず、そして、日蘭貿易や新たに生まれた生活の有様を再現することが、この事業の主な目的です。オランダ商館日記や財産目録、出土遺物、絵画資料、現地調査などをもとに、空間と映像によって6部屋のシーンを再現しました。また、貿易館・蘭学館・考古館および体験学習室を整備し、生涯学習機能の充実をはかるとともに、屋内外のサインについても、建造物と生活といった視点から一新しています。

◆館の公式サイト