写真説明

1 料理の頂点を再現した宮廷料理展示
2 19世紀末の雰囲気のカフェ展示
3 一堂に集結した各国の調味料展示

所在地 愛媛県今治市富田新港1-3
館 種 専門
設立主体 日本食研(株)
開館年月 2006年(平成18年)
10月2日
規 模 建築面積 9,047m2
延床面積 27,280m2
展示面積 800m2
業務範囲 展示施設設計
施工

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食文化の展示と工場見学が融合した新しい博物館

宮殿食文化博物館は、総合食品メーカーである日本食研株式会社の日本食研KO宮殿工場内に併設された文化施設である。展示は3フロアから構成されており、実際に稼働する工場と宮殿食文化の展示を同時に見学することができる。来館者は最初に日本食研のキャラクター「バンコ」ロボットに迎えられる。このコミュニケーションロボットは計4体設置されており、各々が演奏・会話機能等を有し、来館者との交流を促進する。メインフロアは4階。香辛料の原木模型展示・宮廷料理の再現展示・ウィーンのカフェハウス展示を中心に、ヨーロッパ宮廷の食文化に関連する事象を紹介している。続く2階では世界の王室ご用達の品々と600点の調味料による資料展示が来館者を楽しませる。当館は館単独での観覧にとどまらず、既設の世界食文化博物館等と連携しながら、食文化の開拓者としての日本食研の姿勢を表現している。

◆館の公式サイト