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東京から約180キロメートル、太平洋に面した自然豊かな北茨城市はアンコウをはじめ多くの海産物が楽しめるまちである。 海に面した大津漁港内に建設された当館は、曳き網体験、釣船体験、魚さばき体験などの漁業体験を行える体験研修棟と、漁業の歴史や地域の郷土資産を伝える展示棟、そして大津漁業協同組合直営の市場食堂と地場産品販売の物産館、という多彩な施設構成になっている。 シンボル展示は、5年に一度の奇祭「国選択・常陸大津の御船祭り」の祭事船。約15メートルの船体が来館者を迎える。ノスタルジックな漁具展示を回遊し、2階にあがると「アンコウミュージアム」が現れる。子ども向けのアンコウ学習キットとアンコウ観光情報で構成したユニークな空間。幅広い世代の人びとがのんびりと時を過ごせる海辺の施設である。