宗像市が、海の正倉院といわれる“沖ノ島”を中心とした世界遺産の本登録に向け整備した歴史・文化発信拠点施設。宗像大社の傍に立地する既存施設をリニューアルしガイダンス機能を持つ博物館として相乗効果を図っている。
常設展示室は“海の道”がテーマ。宗像地域の遺跡から出土した数多くの遺物により、古くからの宗像の地と大陸との交流のようすや、ヤマト王権にとっても重要な位置を占める沖ノ島での対外交流時の国家的祭祀や、宗像神の信仰、その祭祀を担った宗像氏の存在を紹介している。
世界遺産関連コーナーやシアターでは、市と九州大学の共同制作によるコンテンツを3Dのモニター探索や3Dの大型ハイビジョン映像で紹介し、通常は上陸が許可されない沖ノ島の神聖性を体験できる。特別展示室にはエアタイトケースを設置し、国宝や重要文化財の展示も可能となっている。
◆館の公式サイト
(http://searoad.city.munakata.lg.jp/)所 在 地 | 福岡県宗像市深田588 |
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館 種 | 歴史 |
設立主体 | 宗像市 |
開館年月 | 2012年(平成24年)4月28日 |
規 模 | 建築面積 2,945m² 延床面積 3,025m² 展示面積 479m² |
業務範囲 | 施工 |
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