プロジェクトレポート 2010富岡製糸場東繭倉庫ガイダンス施設
産業観光・世界遺産登録推進の拠点施設
産業観光・世界遺産登録推進の拠点施設
富岡製糸場は、日本の近代化、経済・産業発展の歴史を物語る証拠であり、設立当初の敷地と主な建造物が良好な状態で保存されていることも大変価値が高く、貴重な文化遺産であるとして、2014(平成26)年、世界遺産に登録された。東繭倉庫ガイダンス施設は2010(平成22)年、富岡製糸場の価値と特徴及び蚕糸の技術を伝えるとともに、「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録を推進する拠点として開設され、施設内では世界遺産登録後も歴史と技術を伝 える展示の他に、体験コーナーを設けて、座繰り体験やフランス式繰糸機(レプリカ)の実演を行っている。展示では、国の重要文化財である東繭倉庫の建築物を傷つけないことを前提に、展示什器が文化財の価値を強調し、来館者に伝えられるデザイン(官営工場のスケールの大きさを強調、当時の漆喰や木材を活かすカラー計画)としている。また、富岡製糸場整備活用計画の長期プランに基づいて、将来的に移転可能なモジュール什器としている。
- 所在地
- 群馬県富岡市富岡1
- 分野
- 産業・観光
- 設立主体
- 富岡市
- 開館年月
- 2010(平成22)年4月1日 リニューアルオープン
- 規模
- 建築面積 1,493m²
延床面積 2,979m²
展示面積 350m² - 業務範囲
- 展示施設設計
施工
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