プロジェクトレポート 2023横浜市電保存館 ジオラマコーナーリニューアル
地上から地下に至る交通システムや沿線の歴史を楽しく紹介
地上から地下に至る交通システムや沿線の歴史を楽しく紹介
横浜市電保存館は、横浜市営交通の歴史と価値を後世へ繋げるために、市電廃止翌年の昭和48(1973)年に滝頭車両工場跡地に開館。その後、昭和58(1983)年に現在の市営住宅1階に新たに開設した施設である。この度、開館50周年を契機に旧鉄道ジオラマを、「ハマジオラマ」として新たに全面改修。「鉄道発祥の地である初代横浜駅から桜木町・みなとみらいエリア」と「新横浜駅周辺エリア」をメインに、駅舎や象徴的な建物を配置するなど、見ごたえのあるジオラマとして再構成した。新たなジオラマでは、地上の鉄道・バスだけでなく、地下交通システムも表現。映像・照明・音響を組み合わせ、1日の時間経過を演出した鉄道模型の運転ショーを展開できる構成とした。また、壁面には過去の沿線風景などを織り交ぜたイラスト年表や、市電時代から現代までを繋ぐタイムトンネルを設置し、子どもから大人までが遊びながら楽しく市営交通の歴史を学べるように構成した。
- 公式サイト
- https://www.shiden.yokohama/
- 所在地
- 神奈川県横浜市磯子区滝頭3-1-53
- 分野
- 企業博物館系
- 設立主体
- 一般財団法人横浜市交通局協力会
- 開館年月
- 2023年(令和5年)7月19日
リニューアル公開 - 規模
- 延床面積 約 2,150㎡
展示面積 約 1,860㎡
(ジオラマコーナー 156㎡) - 業務範囲
- 改修計画
展示施設設計
展示制作・工事
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