プロジェクトレポート 2016岩手銀行赤レンガ館
文化遺産の継承と地域活性化へ寄与する施設
文化遺産の継承と地域活性化へ寄与する施設
赤レンガ館は、明治44年に盛岡銀行の本店行舎として落成し、平成6年に国の重要文化財に指定された建築を活用した“文化遺産の継承と地域文化の活性化”に寄与する施設です。東京駅の設計でも知られる辰野・葛西建築事務所によるもので、辰野金吾が設計した建築としては東北地方に唯一残る作品です。 創建当時の行舎を復原したゾーンでは、再現された内装や銀行として活躍していた当時の資料等を見ることができます。重要文化財を保護するため、展示に用いる照明は自立式の什器に設えています。また、バーチャルシアターでは、銀行の歴史や建物の構造など通常は目にすることができない視点で、建物を紹介しています。本施設では、重要文化財を積極的に活用し、地域経済発展、文化振興に貢献するため、誰でも利用できるスペースや多目的ホールを設けるなど地域の交流活動の場としての役割も果たしています。
- 所在地
- 岩手県盛岡市中ノ橋通一丁目2番20号
- 分野
- 歴史
- 設立主体
- 株式会社岩手銀行
- 開館年月
- 2016年(平成28年)7月
- 規模
- 建築面積 693㎡
展示面積 191㎡ - 業務範囲
- 基本構想
展示施設設計
展示制作・工事
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